公務員を辞めるのはとても勇気が要ります
- やっとの思いでなった公務員
- 社会的な地位
- 羨ましがられる程の収入の安定性
- 昇給し続ける給料
- 高いボーナス
- 充実した福利厚生
辞めない理由を上げ出したらキリがないですね
しかし、そんな素晴らしい職業を私は辞めました
そんな良いところ以上に、悪いところがあったからです
結論
- 仕事内容
- 人間関係
- 体調
- 家族との時間
上から順に説明します
1.仕事内容
ざっくり言うと「工事の設計・監督」が大まかな仕事です
その仕事をする上で、自分に合わなかった、辛かったものがこれらです
- 多すぎる業務量
- 工事発注の締切り
- なかなか下りない上司の決済
- 融通が効かない
多すぎる業務量
日中は協議や突発的な業務対応、時間外に本業を行うシステムでした
終電帰り、泊まり込みなんて当たり前です
もちろん残業代なんてロクに出ません
工事発注の締切り
工事の設計書を締切日までに仕上げないといけません
それは、委託の成果、見積りなど第三者の影響を受けるため、思うように進みません
設計業務は主に時間外に行なっていたのでなおさらです
また、休日すら工事の締切りが気になって、気が休まりませんでした
なかなか下りない上司の決済
怒ること、否定することが快感になっている上司がよくいます
「〜なったらどうするとや」がテンプレートです
正しい時もありましたが、大体の時は言いたいだけです
融通が効かない
いたることに上司への報告、決済が必要
こんなの報告の必要ねーだろ、みたいなものをひたすら内部決済する
業務の無駄が多すぎる
2.人間関係
こればっかりはどこで仕事をしていても起こりうる問題ですが、これも原因の一つです
上司に決済をもらうという仕事の都合上、その上司と合わないと最悪です
これがかなり精神的にこたえます
3.体調
市役所に入庁してから、年々体調面で不良をきたしていました
- 寒冷蕁麻疹
- 湿疹
- 鬱
他にもありますが、特に苦しんでいるのがこれらです
無理をしているかどうかの分かりやすい指標です
自分の体が教えてくれます
4.家族との時間
退職するのか悩んでいた自分への最後の一押しがこれです
- 家族との時間が取れていない
- 家でも憂鬱な気分で過ごしている
残業が多いだけでなく、通勤も片道2時間かけていました
家には寝泊まりするだけに帰っているようなもんです
ほんと、何のために働いてるんだってなります
まとめ
続けるメリットと辞めるメリットを比較して、どちらが自分にとって最適なのかを考えましょう
私の場合、比較した結果、辞める側のメリットが大きかったため、退職を決意しました
もちろん、退職することには相応のリスクが伴います
ただ、公務員じゃなくても、人は生きていけるもんです
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