公務員を辞めるにあたって会社員と比較したいが、公務員以外で働いたことがないから分からない
そんな方に読んでいただきたい記事です
また、公務員に興味がある方も、会社員の優れているところを認識していただける良い機会になればと思います
結論
メリット
- 融通が効く
- 人生の選択肢が増える
- ライフスタイルに合った仕事がある
デメリット
- 給料が下がる
- 社会的地位を失う
- 休暇日数が減る
ざっくりこんな感じです
順に説明します
融通が効く
個人的にはこれがかなり良かったです
もちろん仕事によりけりですが
どうしても市役所は上司への報告が絶対なので、自分で判断できる内容でも上司には報告しておく
これは当然のことかもしれませんが、この上司がポンコツだった場合、その報告した内容が倍以上に膨れ上がって帰ってきます
これがなかなかストレスでした
他にも、少し土砂を動かすだけの半日仕事に対して、一ヶ月近くかけて、契約・書類確認・検査・支払いを行うのはとても嫌な業務でした
これは単純に市役所のシステムが、私と合わなかったと感じています
転職先では、現場管理を一任してもらい、自分達の効率の良いやり方で仕事を行うことができます
無駄だと思うことはやらない、いかに仕事が楽になるのかを考えながらできるのでストレスも少なく楽しいです
人生の選択肢が増える
公務員という安定的な社畜環境を手に入れ、ただ淡々と業務に追われる日々を過ごしていました
そして私は
- せっかくなれた公務員
- 安定
- 社会的地位
を手放す決意をしました
それと引き換えに手に入れたのが
- 人生・働き方の自由
- 好きな仕事を選択できる自由
- 副業ができる
安定と引き換えに自由を手に入れました
それだけ、自分は公務員でないといけないという事実は自分の心を縛り付けていました
退職するハードルの高かった市役所を辞めると、転職に対する抵抗がかなり無くなります
「いざとなったら辞めればいい」という考えを手に入れたので、心にゆとりが生まれました
転職してからは、市役所時代の通勤や残業に使っていた時間を副業や自己投資、趣味、家族の時間に充てるようにしています
自由って最高です
ライフスタイルに合った仕事がある
私の趣味はインドアであり、市役所もデスクワークであることから、筋力が衰え、視力が低下、運動不足は色々な形で体調不良として体に現れました
- 夜にぐっすり眠れない
- 腰痛
- 肩こり
- 偏頭痛
- 巻き爪
- 精力の低下
20代前半にしては、あまりにも脆弱な体となっていました
そこで、転職先は筋力をつけたかったので、工場での勤務にしました
変化としては
- 三代欲求の向上
- 筋力の増加
- 肩こりが治る
- 頭痛の解消
- 巻き爪の解消
いいとこ尽くめでした
ただ、重いものを持つので腰痛だけは相変わらずです
それでもかなり健康的な体になりました
体の健康は、幸福度に直結します
また、転職先は不定休です
これは、私が特別土日に休みたい人間ではないので、都合がいいです
連休こそ無くなりましたが、長くても4連勤なので疲れも溜まりにくいです
非常に満足しています
給料が下がる
月の給料自体は上がっています
ですが、住居手当等が無いため、実際は手取り5000円程度落ちました
また、ボーナスが一ヶ月分×年2回なので、ボーナスは大幅に減りました
更に言うと、昇給も無いのでどんどん差は開いていきます
市役所時代の知識が生きるような会社に転職すれば、給料アップも全然可能でしょうが、
私の場合は給料よりもストレスフリーを選んだ結果です
社会的地位を失う
公務員の社会的信頼は大きいです
ローンを組むときなんかはほんとに頼りになります
また、身内や他者に対する見栄のようなものもあります
そういった肩書きを失います
休暇日数が減る
公務員は土日祝が休みなのに対し、転職先では完全週休二日になりました
もちろん他の会社では公務員と同じように休みが取れるところもあると思いますが
基本的には休暇が増えるということはありません
まとめ
デメリットもいくつかありますが、ポジティブに捉えることもできます
給料が下がる → お金の勉強(自己投資)をし、より豊かな人生を送る
社会的地位を失う → 公務員でないといけなかった出来事は意外と無い
休暇日数が減る → 転職して残業時間が減れば、自分の時間は役所時代より増える
辛いのに公務員を辞めれないのは、自分が公務員でありたいとこだわっている場合がほとんどです
体を壊すぐらいなら、転職した方がいいです
私はそう思います
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